1:87,1:80,1:76,1/72 Scaleの「コンテナ(Container)」を中心とした、模型・ミニカーを紹介。
2025
16番・1/80スケール「20ftコンテナ」各種。
・上段:とまれみよのDW_12_S03「HOコンテナ UM12A DOWAタイプ(新明和)キット」改の「20ftコンテナ(UM12A-105934)」
・下段:TOMIXのHO-3103「JR 30A形コンテナ(赤色)」改の「20ftコンテナ(30A-222)」
とまれみよ「20ftコンテナ(DOWA通運)」...廃棄物鉄道輸送「DOWA号」(゜∀゜)
UM12AのHOコンテナ(1:80)はモリタが極東開発工業仕様の3種類(日本通運、旧・同和通運、中央通運)、甲府モデルが極東開発工業仕様(タイプA)と新明和工業仕様(タイプB)の2種類を製品化している。又、モデルアイコンから極東開発工業仕様での数種類が発売予定となっている他、オークションサイト等で同人作品も散見される。
そして今回、とまれみよが極東開発工業仕様(2種類)と新明和工業仕様(3種類)の計5種類を製品化!製造時期や妻面ステップの有無等々、個体差が多過ぎるUM12A。作者の地道な現場取材考証による超絶キット(3Dプリンター光造形レジン成形パーツセット)。
キットは2部品、2分割構成。両側面両妻面の周囲と天井あおりが別パーツとなっている。あおりの可動ギミックや細い側妻ステップなども表現されており、全体的な造形の精密さはとても素晴らしい。
気になった点は凝視しなければ解らない程度の反り上がり(前後U字)による下部隅金具の浮き、3Dプリンターの水平成形層の残存(特に天井あおり部)、片側面「検査票差し」モールド省略、何よりもコンテナの長さが隅金具1個分程度過大となっている点が極めて残念であった。
それらの修正を中心に改造を行った。サフ吹き、基本塗装後、タッチアップとデカール貼り(UM12Aは意外と表記が多い為、他社製の物を併用)。
ウェザリングはエアブラシを中心に軽めに行った。まずラッカー塗料の極薄ホワイトで白退色の土台とブラウンで隅金具とコンテナの角を中心に錆色、側面に雨垂れの土台(縦縞)を吹いた。その後、エナメル塗料でキズやサビを表現する「チッピング」。クレオスのウェザリングカラーで雨やサビ垂れ跡を表現する「ストレーキング」と泥はねを表現する「スパッタリング」を行い、若干のピグメントを塗し、クレオスのトップコートを吹き、完成。
(=とまれみよの「HOコンテナ UM12A DOWAタイプ(DW_12_S03 UM12A新明和 S03)」「UM12A DOWA 新明和用デカール」とエコーモデルのNo.1673「貨車用票差しセット」とプラッツのSP-37「1/80 コンテナ用 エコレールマークデカール」とGSIクレオスのMr.カラー「GX1 光沢 クールホワイト」「GX2 ウイノーブラック」「GX4 光沢 キアライエロー」「GX100 光沢 スーパークリアーⅢ」「C7 光沢 ブラウン(茶)」「C19 半光沢 サンディブラウン」「C22 半光沢 ダークアース」「C64 ルマングリーン(黄緑)」・Mr.ウェザリングカラー「WCT101 専用うすめ液」「WC01 マルチブラック」「WC02 グランドブラウン」「WC04 サンディウォッシュ」「WC05 マルチホワイト」「WC06 マルチグレー」「WC10 スポットイエロー」「WC12 フェイスグリーン」・「B514 Mr.スーパークリアー(溶剤系スプレー)つや消し」とAK Interactiveの「AK040 LIGHT DUST PIGMENT」「AK044 LIGHT RUST PIGMENT」「AK081 DARK EARTH PIGMENT」を使用)
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