1:87,1:80,1:76,1/72 Scaleの「コンテナ(Container)」を中心とした、模型・ミニカーを紹介。
2015
続・アオシマの1/72 ミリタリーモデルキット No.08「航空自衛隊 パトリオット PAC3発射機」の製作!
…やっと完成(v_v)製作期間、ダラダラと約8箇月。。
説明書通りではない、工程(組立・塗装)の段取りが要求されるプラモ。。
まさに「段取り八分、仕事二分」。一般的な戦車模型の段取り、ほぼ全て組み立ててから塗装~ウェザリングが通用しない。ガンプラ工作の様に、バラバラの状態でパーツ毎にサフ吹き~仮組み~塗装というフローで、且つカープラモ等の様なクリアパーツ組み込みテクニックが要求される。
アオシマの1/72・自衛隊モノは、もはやAFVプラモというよりカープラモ・カーモデル・トラックプラモの一種!汚しまくりというより、いかに綺麗に作るか!クリアパーツの取付は兎に角、最後!クリアパーツにツヤ消しを吹いてはならない!実車の画像を参考に徹底的な細部の色差しを推奨!
アタマ部分...スコップ・工具類とサイド・後部の窓枠の塗装、忘れてもうた!
エアホース*2本と電源コード*1本はキット付属のビニールチューブは使用せず、市販のマテリアルと置き換え。
(=プロホビーのSK68「ソフトワイヤー(鉛線) 0.3mm」を使用)
説明書では2種類の「黒」塗料が指定されているが、タイヤもカプラーも泥除けもシャーシも全てウイノーブラックで塗装した。
(=GSIクレオスのMr.カラー「GX2 光沢 ウイノーブラック」を使用)
当り前なのだが、トレーラーヘッド側の「カプラー」や台車の「ピン」等の可動部分にサフや塗料が載り、その厚みが増すと不可動となってしまうので、要注意!
発射機・トレーラー部分(米軍「M901/M902 Launching station」まんま部分)...米軍のモノで資料画像探しを推奨!本キットの最重要ディティールアップ・ポイントはズバリ「配線・コード類」!キット付属のビニールチューブは使用せずに、分かる範囲で正確に再現。。
(=エコーモデルのNo.990「糸鉛(φ0.5)5m入」を使用)
デカールのクリアコートもコンテナ模型並みにシッカリ吹いた!
(=GSIクレオスのMr.カラー「GX100 光沢 スーパークリアーⅢ」を使用)
灯具類のクリアパーツの裏面や発射機の油圧ジャッキ部にはミラーフィニッシュを貼付。
(=ハセガワのTF1「ミラーフィニッシュ」を使用)
本キットではトレーラーの「脚巻き」が上げた格納状態しか再現されておらず、所謂ただの「台切」状態が再現不可、アウトリガーを展開した状態しか再現できない点が極めて残念。
...PAC-3弾の発射直後の状態も再現できるパーツ構成。PAC-3弾サイロとM902発射機、車両(けん引車・被けん引車)は、全て同色で塗装。航空自衛隊の特異な黄色っぽいグリーンは、指定色と黄色との混色。
(=GSIクレオスのMr.カラー「C340 フィールドグリーン FS34097」と「GX4 キアライエロー」を使用)
ウェザリングは、スミ入れのみ!拭き取りをタミヤのグレイ塗料で行った。
(=タミヤのメイクアップ材シリーズ No.133「スミ入れ塗料(グレイ)」を使用)
...模型道・プラモ人生、製作後の保存・保管方法が最大、且つ究極の苦悩。挫折の一因とも。。アオシマのPAC3にはwaveのケースがピッタリ!京商トレーラーのごとく?!
(=waveの「T・ケース【WST】」を使用)
...最大の失敗点は完成後、専用エッチングパーツの存在を知った事ヽ(´Д`;)ノ
(=Tetra Model WorksのME-72002「1/72 JASDF PAC-3 Detail up set for AOSHIMA」)
話題性の有るキットは、その専用エッチングパーツやディティールアップパーツの発売を待つ為に、しばらく寝かすべきか否か。。
∴
PAC-3弾は20ftコンテナに収まるサイズで設計!
米軍の「20フィートフルサイドオープン海上コンテナ(側全面解放型・二面解放型)」からPAC-3弾のキャニスターをフォークリフトで取り出す様子。ミサイル弾頭系の輸送=サイドオープンコンテナという読み、自衛隊も20ftサイドオープンコンテナを投入した理由は察していたが(現状、航空自衛隊はコレ?)。あらゆる装備がISOコンテナ・サイズに整理整頓~効率化・合理化・最適化されている、アメリカ軍・兵站に改めて脱帽∠(・`_´・ )…I've just finished making the "PAC-3"★
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