1:87,1:80,1:76,1/72 Scaleの「コンテナ(Container)」を中心とした、模型・ミニカーを紹介。
2015
アオシマの1/72 ミリタリーモデルキット No.07「陸上自衛隊 資材運搬車(2両セット)」の製作を開始~完成!
...話題のアオシマの1/72 ミリタリーモデルキット各種。
アオシマ「資材運搬車」難易度・高!
(小型・不整地運搬車なので短期間で完成できるかと思いきや、激ムズ)
(小型・不整地運搬車なので短期間で完成できるかと思いきや、激ムズ)
特に、キャブをクリア―パーツで箱組み~両面塗装させる点!可動部分や奥まった箇所、内装を個別に塗装しなければならない点!全体的ではない迷彩~ウェザリングを施さなければならない点!更に、デカール貼付~クリア吹き、ライト類の取付時期も考慮しなければなりません!
よって、まるでガンプラ工作の様に、バラバラの状態でパーツ毎にサフ吹き~仮組み~塗装するというフロー。
工作全般的に、マスキングテープとの戦いを強いられる!
2色迷彩はフリーハンドで吹き描いてみるものの、ミニスケールの為、塗り分けがぼやけてしまい却下~やり直し!マスキングゾルを使い、ハッキリとした2色迷彩とした。
(=GSIクレオスの「Mr.マスキングゾルNEO」を使用)
失敗点はクリア―パーツはサフ吹きすると完成後、透明部分からサフの白色が見えてしまう点。
2台入りのキットなので、もう1台目の製作では失敗を教訓としたい次第。(↑↑関係無い自作パーツを含)
TOMIXのHO-722「JR貨車 コキ200形(コンテナなし)」への積載!
(米軍・M1077 Flatrack(20ft・PLS)に陸自・資材運搬車を積載~フォークリフト荷役で日本型コンテナ貨車へ積載されたと仮定)
世界的にみると“鉄道輸送”は、今も昔も軍用の専用ホームから軍用車両の自走により、鉄道貨車に積載される。鉄道線路の軌間も標準軌(1435mm)が主流であり、ほとんど国々では軍用車両の鉄道輸送が可能となっている。
しかし、日本の鉄道輸送は現状、クレーン荷役により貨車に積載されている他、鉄道輸送が可能な車両にも大きな制約が有る。使用される「国鉄チキ7000形貨車」「国鉄チキ6000形貨車」についても車齢40年超の鉄道車両であり、最高速度は75km/hに制限され、その経年化も懸念される。
鉄道輸送の更新策として考えられるのは2つ。「チキ7000形貨車」の後継貨車の新製投入か、既存のコンテナ貨車活用による輸送である。
前者については「チキ7000形貨車」は現状、JR貨物の車籍、所有車両物となっている。その新製更新となると、多大なコストが見込まれる。反面、後者は機材輸送用の専用コンテナのみを新たに開発。そのコンテナに自衛隊車両を積載し、そのまま汎用のコンテナ貨車に積載し輸送する形体である。重量や大きさ等の制約は避けられないが、規格化されたコンテナで荷役機械の使用環境さえ整えば、鉄道以外の民間輸送機関(トレーラー・船舶)への水平展開も容易である。
今回は導入の可能性が高い後者を想定し、模型にて再現。
M1077 Flatrackといえば、H24年度 防衛省概算要求の「陸自・特殊トラック(PLS付)」で類似したパレットが調達された。
自衛隊機材輸送列車をコンテナ化するには、鉄道輸送時の震動に耐え得る自衛隊車両の締縛・固縛の観点から自家用車輸送用コンテナ(旧・M15A)や無蓋コンテナ(UM14A-0等)タイプの新製、或いは開発経費を抑制するのであれば既存のフラットラックコンテナ(20ft海上コンテナ)の導入が最も相応しいと思われる。防災訓練では、汎用のJRコンテナ(30D)に73式小型トラックを積載してしまう事例が有る模様。
自衛隊は10式戦車や機動戦闘車など所謂、打撃系装備の調達が盛んだが、輸送・兵站などのトランスポーター能力が極めて貧弱。時代に即した防衛力や海外派遣の補給体制、世界の平和と安定に自衛隊が寄与できる事を意識し、早急に兵站的近代化を推進すべきである。
∴防衛省・自衛隊、後方支援・整備・補給・輸送・衛生分野の早急なコンテナ化、コンテナリゼーション推進を!!!
…I'm into making "資材運搬車"★
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